【無料セミナー】第2回「ストレスチェックを実施して分かったこと、受検者からのご意見から次回への課題と対策を探る」

2017年09月28日

昨年、第1回目が実施されたストレスチェック制度。義務化により、やってみたけれど大変苦慮した担当者様も多かったのではないでしょうか。2回目を実施するにあたり、昨年実施して見えてきた課題と対応を考え、よりよい運用と活用を考えていくことも必要かと思われます。

今セミナーでは、講師が所属する、東京メンタルヘルス㈱で請け負った、96の会社・団体、25,849名のストレスチェックの受検者で、自由記述欄に記入をいただいた、3,167件の意見を項目別にまとめ、この意見からみえてきた課題と対応策を考えます。

※同業他社の方につきましては、受講をお断りさせて頂いております。

メンタルヘルス通信 No.85のお知らせ

2017年09月11日

メンタルヘルス通信 No.85のお知らせ

今号からのメンタルヘルス通信は、
『スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存』をテーマに、連載企画にてお届けします。
第1回目となる今号は、「1日でどのくらいスマホ、見てますか?」です。
近年、ネットやスマホへの依存が問題となっていますが、本稿ではその実例をご紹介します。

メンタルヘルス通信は、イントラネットへの掲載やプリントアウトしての配布など、
従業員の皆様へのメンタルヘルス啓発活動などにご活用ください。

【PDF版】
メンタルヘルス通信No.85(PDF)

【テキスト版】
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NO.85 連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」①
      1日でどのくらいスマホ、見てますか?
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近年、ネットやスマホへの依存が問題となってきています。今回から
数回に分けて、ネット社会において避けては通れないこの問題について
みていきたいと思います。

<<「どうして? 言葉が出てこない…」 >>

まずは実例をご紹介します。人と話していて、「あれっ、言葉が出て
こない*」、そんな感覚におちいったことがあるでしょうか?
(*物忘れのことではありません。)

おかしいな、いつもだったら、ここでスッと相手に返す言葉が出
てくるのに、出てこない。
これまでのようにテンポよくやりとりすること
がうまくできない。

Sさん(男性・40才)は、「これはまずい、なにかおかしい」と思い始
めました。そして、原因らしきものを探していって思い当たったのが、
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でした。というのも、
Sさんの奥さんから、「いつもケータイばかりやってる」とか、「画面の
向こうの人とお話ししてばかり」などと言われることが多かったからです。

しかし、そう言われて多少の罪悪感は感じていたものの、自分とは正
反対に全くSNSをやらない奥さんに対して、<わかってないなぁ、今は
こういう時代なんだから>などとSさんは心の底で思ったりしていました。

<<SNSで交友関係が広がる楽しさ!>>

Sさんは、Facebookを始めたばかりの頃、昔の友だちとネットで久し
ぶりに会えたり、見ず知らずの人と交友関係が広がったりと、そこでの
やりとりが面白く、しだいに熱中していきました。

やりとりといっても、正確には自分のことをピーアールする、そんな
感じでしょううか。写真とともに近況を投稿しては、友だちからの「い
いね!」やコメントを心待ちにしていました。コメントがつくと、どう
返答しようかなとあれこれ考えて、言葉もよくよく選んでからコメント
を返していっていました。


<<スピードやリズム感>>

人と面と向かって話しているときに言葉がスッと出て来なくなったの
は、これが原因なのではないかとSさんは思いました。つまりは、SNS
のやり過ぎなのでは、と。

SNS上でコメントを返すときは、どういう風にしようかなとあれこれ
考えてからコメントします。一方、対面では会話のスピードやリズム感
は人によって異なりますが、通常は即時に言葉を返していきます。相手
から話しかけられて、どう言葉を返そうかと考えることはありますが、
頭の中で瞬時に考えて応答します。

このように、SNS上でのコメントのやりとりと、対面での会話はスピ
ードやリズムが異なります。SNS上でのコメントのやりとりに慣れてし
まったSさんは、対面での会話スピードやリズムにうまくのれなくなっ
ていたのです。

<<画面に向かう時間を減らして>>

そこでSさんは、SNSでのやりとりの時間を短くすることにしました。
短くするとは、SNSをやる、つまり画面に向かう総時間を少なくするこ
とと、コメント返信に考える時間を少なくすることの2つ。

そのようにして、Sさんは徐々に以前のような、対面コミュニケーショ
ンでのスピードやリズム感を取り戻していきました。上記の事例は、実は
数年前の筆者自身のことでした。大人でさえもこうなるのですから、成長
期の子どもたちだったらどうなるのか? そう考えると、とても恐ろしい
ことです。

実際、子どもたちには、スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存などが問
題となってきています。しかし、これは子どもだけではなく、筆者も含め
た大人でさえ、この依存症におちいる危険をはらんでいます。なぜなら、
そこには依存のメカニズムがしっかりと存在しているからです。


次回は引き続き、スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存のメカニズムや
問題点などについて掘り下げていきます。

新行内勝善 (精神保健福祉士)

連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」 (全5回)
第2回【②ホントに怖くなってきたネット依存】はこちら
第3回【③ネット依存の原因は心のスキマ】はこちら
第4回【④ストレートネック、座りすぎ、ブルーライト】はこちら
第5回【⑤ネット依存からの脱出 ~予防,回復,再発防止~】はこちら

スクールコンケアの紹介記事が、『教育新聞』に掲載されました

2017年09月8日

当社では、法人・団体向けサービスとして、
「職場のコンディションマネジメントサービス『コンケア』」をご提供しておりますが、
学校・教育機関にてご利用頂けるよう、「スクールコンケア」の試験導入を進めています。

この度、モニタリングでご協力頂いている平方中学校校長の大西様に、
校内での取り組みの様子を、『教育新聞』のコラムにてご紹介頂きました。

記事では、
「いじめや不登校傾向で悩む子供の心を、教師のリアルな観察とともに、
 こうしたICTを活用した客観的データの両面から素早く察知できることは、大変意義がある」
「教職員の出退勤とメンタルヘルスの両方を管理でき、有効であると実感している」
との評価も頂いております。

教育新聞社様コンケアご紹介記事
※出典 『教育新聞』2017年9月7日, 5面「教育実践面」
     記事名:「チーム学校」構築論 ~SNSでつなぐ教育の場~
     ご執筆:埼玉県越谷市立平方中学校校長 大西久雄様(転載許可済)

【参考】
・スクールコンケアのサービス紹介ページはこちら